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「わかった!」の、その先へ|柏の算楽塾が贈る「算数・数学フェスティバル」

千葉県柏市の算楽塾が、2026年8月26日にアミュゼ柏で開催する「算数・数学フェスティバル」をご紹介。速さを競わず、一つの問いをじっくり考える楽しさを味わう一日です。

2026年8月18日 ・LIFEFIND 運営者

「わかった!」の、その先へ|柏の算楽塾が贈る「算数・数学フェスティバル」

はじめに ― 「算数が好きになる一日」が、柏にやってきます

「うちの子、算数が苦手みたいで……」——保護者の方からいちばん多く聞くお悩みのひとつです。計算ドリルは解けるのに文章題になると手が止まる、テストの点は取れるけれど楽しそうではない。そんな様子を見ていると、どう応援していいか迷ってしまいますよね。

今回ご紹介するのは、千葉県柏市を拠点に「算数・数学って面白い!」を体験から伝えている学習塾 算楽塾(さんがくじゅく) と、その塾長が代表を務める NPO法人まちなかカレッジが 2026年8月26日(水)に開催する 「算数・数学フェスティバル」 です。

このイベント、いわゆる「算数コンクール」ではありません。速く正確に解くことを競う場ではなく、一つの問いをじっくり考え続けること、そのものを楽しむ一日として設計されています。夏休みの最後に、お子さんが「考えるって面白い」と感じるきっかけになるかもしれません。

1. 団体紹介 ― 算楽塾(千葉県柏市)

算楽塾は、千葉県柏市柏に拠点を置く少人数・対話型の算数/数学塾です。掲げているのは「笑顔の経験が、一生モノの学力に」というメッセージ。算数・数学の苦手意識をなくし、大人になっても価値のある「考えるチカラ」を、体験から楽しく学ぶことを目指しています。

解き方の暗記ではなく、「なぜそうなるのか」

算楽塾の授業でいちばん大切にされているのは、「なぜそうなるのか」という思考のプロセスです。解法パターンを覚えて当てはめるのではなく、講師が問いかけ、子どもが試行錯誤しながら自分の言葉で説明していく。最大5名の少人数制だからこそ成り立つ、対話中心のスタイルです。

教材も特徴的で、折り紙・作図、ゲーム製作、数遊びといった手を動かす体験型の題材を通して、歴史・科学・社会と横断的につながる学びを実践しています。塾長の言葉を借りれば、その根っこにあるのはこんな考え方です。

数学には数々のテーマがあり、はるか昔から現代まで、歴史と共に多くの数学者が挑戦し続けています。子どもでも数学の定番のテーマを学び、考えることで、数学者たちの仲間入りをすることになります。

実際の授業レポートを見ても、「サイコロ実験講座」「オリジナルそろばん製作」「江戸の和算問題に挑戦」「素数糸かけ曼荼羅ワークショップ」など、机の上だけで完結しないテーマが並びます。中学受験対策は行っていませんが、学習指導要領を踏まえたうえで、その先にある数学の奥深さと学問的な視点まで届けようとしている塾です。

塾長・山下洋輔さんという人

塾長の山下洋輔さんは、高校教諭・教育学研究者を経て、現在は算楽塾の塾長を務めながら、千葉県議会議員として教育政策にも携わっています。ユニークなのはそのご経歴で、40歳を過ぎてから数学を学び直し、読み解いた数学書は200冊近く。「小学生の時に、この面白さに出会っていたら」という想いが、算楽塾の原点になっています。

「学ぶことに、遅いということはない」を自ら体現してきた大人が、子どもたちに算数・数学の面白さを伝えている——そう考えると、この塾の空気感が少し想像しやすくなるのではないでしょうか。

算楽塾の基本情報

項目内容
団体名算楽塾
カテゴリ教育/学習塾・受験対策
拠点千葉県柏市柏1012-16(柏五小前教室)/オンライン受講あり
対象9歳〜12歳(小学生・男女問わず)
活動日水・土(午前・夜間/週複数回)
形式最大5名の少人数・対話型(オンラインクラスあり)

低学年向けのSTEAMクラス、塾生限定のコーチング、団体受講、特別個別授業、そして今回のようなイベント・ワークショップまで、学びの入り口が幅広く用意されています。

▷ 算楽塾の詳しい紹介ページはこちら: 算楽塾(LIFEFIND 団体ページ)

2. 今回のイベント ― まちなかカレッジ 算数・数学フェスティバル

ここからが本題です。2026年8月26日(水)、柏市のアミュゼ柏で「まちなかカレッジ 算数・数学フェスティバル 〜算数・数学でワイワイしよう〜」が開催されます。主催は、算楽塾の山下塾長が代表を務める NPO法人まちなかカレッジ です。

「わかった!」の、その先へ

イベントの趣旨として掲げられているのが、「「わかった!」の、その先へ。」という言葉。主催者はこう説明しています。

算数・数学には、二つの喜びがあります。一つは、「解けた!」という喜び。もう一つは——答えのわからない問いの前で立ち止まり、うなり、あれこれ試すうちに、ふと視界が開けて「そういうことか!」と膝を打つ喜びです。前者が、口に入れてすぐ甘いチューインガムのような喜びだとすれば、後者は、噛むほどに味が出るスルメのような喜び。

学校のテストでは、なかなか後者に出会えない。だからこそ、その喜びを思いきり味わってほしい——そんな願いから生まれた一日です。順位や成績のためではなく、日本古来の数学文化「和算」にも触れながら、本気で考えることの面白さを味わう。イベント全体が、その一点に向けて組み立てられています。

開催概要

項目内容
イベント名まちなかカレッジ 算数・数学フェスティバル 〜算数・数学でワイワイしよう〜
開催日2026年8月26日(水)
時間13:30〜16:30(第1部 開会式〜第4部 表彰式)
会場アミュゼ柏(千葉県柏市)
対象小学1年生〜中学3年生/保護者(保護者向け講演あり)
主催NPO法人まちなかカレッジ
協力第一学院高等学校 柏キャンパス(生徒が実行委員として参画)
申込Peatix のイベントページから(参加費・定員・受付期限は申込ページをご確認ください)

3. 当日のプログラム

当日は4部構成。「一人でじっくり考える時間」と「みんなで語り合う時間」が、きれいに前後半で分かれているのがこのイベントの設計です。

第1部 開会式(13:30〜13:40)

まずは10分間の開会式から。この日一日の楽しみ方を共有してスタートします。

第2部 挑戦状 —3つの問い—(13:40〜14:40)

和算の問題を含む3つの問いに、一人でじっくり挑む個人思考ラウンドです。参加者は学年に応じて3つの部門に分かれます。部門名はいずれも、歴史に名を残した数学者から取られています。

部門対象学年テーマ
ピタゴラス部門小学1〜3年四則演算・パズル的思考
ガウス部門小学4〜6年図形・数の性質・論理
オイラー部門中学1〜3年数学的証明・和算的な発想

偉大な数学者の名を冠した部門で、子どもたちは「小さな数学者」として問いに挑みます。学年ごとに問いのレベルが調整されているので、「難しすぎてついていけない」「簡単すぎて退屈」になりにくいのも安心なポイントです。

【保護者向け】講演「考える力とは」(第2部と同時開催)

保護者向け講演「考える力とは」


お子さんが問いに挑んでいる時間、保護者の方にはまちなかカレッジ代表・山下洋輔さんによる講演が用意されています。テーマは「考える力」。

高校教諭、教育学研究者、算楽塾塾長、そして千葉県議会議員として教育政策に携わってきた立場から、AI時代に「問いを立てる側」に立てる子をどう育てるか、家庭で今日から活かせる視点が語られます。第2部に参加するお子さんの保護者であれば、どなたでも参加可能です。

「子どもを送り届けて終わり」ではなく、保護者にとっても持ち帰るものがある——この設計は、親子で参加する価値をぐっと高めてくれます。

第3部 ブース型ワークショップ(14:50〜16:00・無料参加可能)

後半は一転して、学年をこえた混合グループで一つの問題を仲間と一緒に考える時間です。年上の子が教え、年下の子の素朴なひらめきが年上の子を驚かせる。「正解」より「どう考えたか」を語り合う時間になります。

会場には、実行委員の高校生が企画・運営する体験ブースも登場します。子どもたちにとって身近な「ちょっと年上のお兄さん・お姉さん」がつくる、遊びながら数と図形の面白さに触れられる場です。保護者の方は、この時間を自由に見学できます。

高校生企画 算数×ダンスブース
  • ① 高校生企画!算数×ダンスで算数を楽しむブース(協力:第一学院高等学校)
    体を動かしながら算数に触れる、高校生ならではの発想が光る企画です。
  • ② 第2部の問題を語り合うブース(第2部参加者対象)
    「挑戦状」で挑んだ問題を、今度はみんなで振り返ります。「あの問題、どう考えた?」——一人で挑んだ問いを異学年の仲間と語り合うことで、「正解」より「どう考えたか」の面白さに出会います。
  • ③ 折り紙 × 算数・数学ブース(ゲスト講師:勝川 東〈かつかわ・ひがし〉先生)
    手を動かしながら、紙の折り目のなかに隠れた図形と数の世界に触れます。
折り紙×算数・数学ブース

第4部 表彰式(16:05〜16:30)

最後は表彰式。各部門の入賞者に加えて、「考え方の豊かさ」を讃える探究賞も設けられています。正解より、思考の過程を大切にする——この一日を象徴する表彰です。

「賞が取れなかったら落ち込むかも」と心配される保護者の方もいるかもしれませんが、評価の軸が「速さ・正確さ」だけではないのがこのイベントの良いところ。うまく解けなくても、粘り強く考えた過程そのものが讃えられる場になっています。

4. 主催 ― 地域の手で、世代をこえて子どもの学びを支える

主催の NPO法人まちなかカレッジ は、「世界中の算数・数学嫌いをなくし、生涯学び続けられる環境を創造する」ことを理念に、柏市を拠点に学びの場づくりに取り組んでいる団体です。

このフェスティバルの特徴は、大人だけでつくる場ではないことにあります。数学の専門家や愛好者に加えて、第一学院高等学校 柏キャンパスの生徒のみなさんが実行委員として集い、企画から当日の運営までを共に担っています。第3部のダンスブースが高校生の企画であるのも、その表れです。

実行委員会の責任者を務めるのは、まちなかカレッジのメンバー・鈴木宙夢さん。柏市に生まれ、学童保育やITベンチャーを経て、北海道安平町の「あびら教育プラン」立ち上げや、岡山県西粟倉村での地域おこし協力隊としての図書館運営に参画。その後デンマークのフォルケホイスコーレに留学し、北欧の教育を学んだという経歴の持ち主です。地域と教育を繋ぐその歩みは、このフェスティバルが目指すものそのものだといいます。

地域の手で、世代をこえて子どもの学びを支える。子どもたちの「面白い!」から、教育のまち・柏を育てていく——それが、この一日に込められた願いです。

5. 一緒につくる仲間も募集しています

まちなかカレッジでは、このフェスティバルを一緒に盛り上げてくれる仲間も募集しています。

  • 算数・数学の教育に関心のある方
  • NPOの活動に興味のある方
  • 子どもたちの学びをより良くしていきたいという思いをお持ちの方

お子さんの参加とは別に、「大人として関わってみたい」という方にも開かれた場です。気になる方は、下記の公式LINEから気軽に問い合わせてみてください。

算数・数学フェスティバル ボランティア募集

6. まとめ ― こんな親子におすすめです

最後に、このイベントが特に合いそうなご家庭を整理しておきます。

  • 算数が「嫌い」ではないけれど、楽しそうでもないお子さん — 点数以外のものさしで算数に触れられる機会になります。
  • じっくり考えるのが好きなお子さん — 速さを競わない設計なので、時間をかけて考えるタイプの子ほど輝けます。
  • 異学年・地域の人と関わる経験をさせたいご家庭 — 高校生スタッフや混合グループでの学び合いがあります。
  • 保護者自身も学びたい方 — 「考える力とは」の講演が同時開催され、家庭で使える視点が持ち帰れます。

算楽塾が日ごろの授業で大切にしている「なぜそうなるのか」「どう考えたか」という姿勢が、そのまま一日のイベントになったような企画です。夏休みの締めくくりに、お子さんが「考えるって面白い」と口にする瞬間に立ち会えるかもしれません。

参加・お問い合わせ

※ 開催日時・プログラム内容は変更になる場合があります。最新の情報および参加費・定員・申込期限は、必ず主催者の申込ページをご確認ください。

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